愛知県四大学小児科・合同研修プログラムについて

 

 小児医療は誰が担うべきでしょうか。もちろん,その中心が小児科専門医であることに異論はありませんが、救急を含めた全ての小児医療を小児科専門医だけで担うことは、現在
の日本社会ではほぼ不可能です。しかし昨今の社会情勢は、専門医による医療が24 時間提供される体制を望んでおり、要求に見合う小児科専門医の養成は医療界の急務です。言うまでもなく、将来の我が国を背負う子ども達は国の宝であり、子ども達の健康な成長・発達を手助けするには、さらにサブスペシャリティを持つ小児科専門医の存在が重要です。


 本プログラムは、愛知県下の四大学が協力し合うことで、県下に多くの小児科専門医が
育ち、そのサブスペシャリティを生かして社会的貢献を果たす事ができるようにという意図
で発足しました。本プログラムに従えば、個々の大学とその関連施設の研修だけでは網羅できない専門領域を、各大学・関連施設がカバーし合うことで、県外へ行かずとも小児科のサブスペシャリティを取得することが可能となります。また、専門医を取得した後も四大学間で人事交流を図る事で、それぞれの出身大学に戻って専門分野の診療に従事することも可能となります。本プログラムを通じて、サブスペシャリティを持つ小児科専門医が一人でも多く育ち、社会に貢献することを望む次第です。